2007年4月 清明節、 献血

清明節

 2~3日前から1日はチェンミンだから実家に来るようにと友人に言われていて、チェンミンって何だかわからないので、訊いてみたらどうも日本のお盆のような物らしい、前日 、明日は朝7時に来るようにと念を押される。


まあタイ時間だろうとは思うけどと7時ちょっと過ぎに行ったら、なんともう荷物を車に積んでたりして、一人を除いて全員集まっていると言う、その一人も大方荷物を積み終わった頃に来て全員集合(奇跡だ!)。

 その友人の実家の隣の人の所有している車、どのくらいの年代の物かはわからないが、トラン県で311番目に登録された車で現在も現役、売ってくれないかという話がよくあるそうだ。

 さて、全員揃ったところで数台の車に分乗して墓地に向かう。

 

 墓地はトランの市内からパクメン方面に向かって行き、滝を過ぎた左手丘の中腹。

 ← 中国人のお墓、大体こんな形をしている。


 

 そしてこのお墓の左手前にこのお墓を守る神様(?)がいるのでまずお供え物を。

当然ご先祖様にもお供えをする。


 そしてご先祖様のための衣類一式、現金等を燃やす。

 地獄の沙汰も金次第なので惜しげもなく何千億のお金を燃やしてしまうのです。


        

 帰って来てネットで検索してみました、下記のような事だそうです。


 お墓を清め、祖先を供養する日です。

 魏(220~265年)・晋(265~420年)の時代に、旧暦の3月3日と定められ、近年、清明節の祭日を統一するために、新暦4月5日に改められたものです。
 大人も子供も家族みんなで祖先の墓へ行き、線香をあげ祖先を供養します。そのため、清明節のことを「掃墓節=お墓を清める日」とも言います。


献血

 今日、献血をしてきました、と言っても間違えて献血してしまったのです。
 ここトランには自営業をしている知人がいて、今彼の奥さんは子供とバンコクへ里帰りをしているので店には彼一人しかいません、そんな訳で暇な私が彼の店に入り浸っているのです、商品を売るような事は出来ませんが、銀行に行ったり、郵便局へ小包の発送をしたりぐらいのお手伝いは出来るのです。

 今日はトランの駅前から時計台に至る通りにある日本車の店に行って車検証を受け取って来てほしいと頼まれました、そこは私の車の保険を頼んだりしている所で若社長は以前からの知り合いなので、「はいよ」と二つ返事で引き受けました。
 ショーウインドウの前にバイクを止めて中を見ると入り口の所で若社長が看護婦さんに血圧を測ってもらっている所なのです、いつもは車が置いてあるのですが今日は簡易ベットが置かれていて看護婦さんやら医者らしき人達がいて、そこの社員達もウロウロしていたのです。
 ふーーん、社員の為に健康診断やってるんだと思っていたら若社長が毎年やってるんだお前もやる?って訊くから、やるやるとこれまた二つ返事、退職してから健康診断とは縁がなくなっちゃたからなと思いながら若社長が書いてくれた紙を持って看護婦さんの所へ、指先から少量の血を採って血液型を調べて血圧そして聴診器をあてる、そして簡易ベットに寝かされてチューブの付いたチョット注射器より太い針を刺される、頭を上げてチューブの先を見るとプラスチックの袋が付いていてその中に血が貯まって行く、どのくらい採るの?って訊いたら200ccって答え、以前職場での時はせいぜい試験管の小さい様なやつで3本程だったよなァ、とここで気が付きました、献血じゃん、今まで一度もやった事がなかったのと、社内健康診断だと思い込んでいたので血を抜かれるまで全く気づきませんでした、終わって飲み物やお菓子やらポロシャツ(会社のロゴ入り)やらもらって帰り、遅かったジャンと言う知人に話したら大笑いされてしまいました、余程大きな会社でないと健康診断などやらないとの事でした。

4月後半へ


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