2003年4月 タイ・マレーシア

バンコク→ハジャイ

15時15分バンコクのフォアランポン発の2等寝台でハジャイへ,翌朝7時30分ハジャイ着、駅前で朝食を摂った後旅行社へ行く、ハジャイ、ペナンの始発ミニバスは9時半なんだそうでそれより早いのはないそうで待つ以外ないようだ。

ハジャイ(タイ)→ペナン(マレーシア)

ハジャイ、ペナン間のミニバスはこのあいだまで300バーツだったが200バーツになっていた、なぜ安くなったのかは聞かなかったが安いってのはいいもんだ。

 国境まで4~50分、タイ・マレーシア出入国はすんなり通過、時差1時間。

 

 国境からペナンのチュリア通りまで約2時間ノンストップで走る、チュリアの安宿にチェックイン(20RM)して頼まれた用事を済ませにコムタへブラブラと歩いてゆく、その用事も30分程で済んでしまい、もうペナンにいる必要もなくなってしまった、明日はコタバルへ行ってみよう。

 コムタの下にあるバス会社で明日のコタバル行き(23.65RM)を予約する、コタバルまで7時間かかるとの事。

ペナン→コタバル

 朝8時30分定刻にバスはコムタを出発、てっきりタイと同じようなバスだと思っていたがずーっと立派だ。
 

音もなくすーーーっと発車するしスムースに加速もする、タイのバスだと何か精一杯走ってる感じがするがこのバスには余裕すら感じられる、前列での会話もさして大きな声で話しているわけではないが聞き取れる程車内も静かでいいし、心地良いミュージックも耳障りにならない、冷房も丁度良いかげんだ、ただ困った事といえばあまりにも座席間隔がありフットレストに辛うじてつま先が届くぐらいなので使えなかった事ぐらいだ、そんなに背が低い方でもないと思うのだが、ただ単に足が短いのか? という訳で7時間(昼食とお祈りに計1時間程停車したので8時間かかった)の旅もそうたいした苦痛でもなかった。
 

  タイと比べると交通量も少ないせいか国民性かタイの1mmでも前に出ようとする運転の仕方からすると安心して前方を見ていられる。
 

 
 さてコタバルだがここは何回か来ているし観光もする気はない、なんとなく街をうろついてお終い。さすが回教国だけあって街行く女の人は写真のような人が多い、夕飯はマタバ(アラブ風お好み焼き?)で済ます。
 そういえばコタバルに入る前3時には郊外のモスクにバスを横付けしてお祈りもした。
ゲストハウス15RM


コタバル(マレーシア)→ソンクラー(タイ)

  コタバルの市場からバス(3.20RM)で国境(ランタウ・パンジャン)へ、4~50分で国境着、出入国も問題なくタイに入国、モーターサイ(バイクタクシー)でミニバス乗り場まで、パタニーまで80バーツ、1時間ちょっとでパタニーに到着、その辺をウロウロするがたいした物もないようなのでソンクラーまでミニバス(70バーツ、約1時間)で行く事にする。
  ハジャイ行きの普通バス発着所の向かいのソイにあったホテルにチェックイン(A/C 270バーツ)。

マレーシア側 ここがタイ・マレーシアとの境

ソンクラー→ナコン・シー・タマラート

ソンクラーからナコン・シー・タマラートまで普通バス(98バーツ)を使用、3時間45分。
バスターミナルから大通りに出たすぐ左にあったホテルにチェックイン(180バーツ)

ワット・プラマハタート 確かこのチェディーの一つに山田長政が?


ナコン・シー・タマラート→スラタニー



 普通バス(55バーツ)でスラタニーへ、8時10分発 12時15分着。
 バスターミナルで教えてもらったホテルへチェックイン(150バーツ)


スラタニー→チュンポン

  朝7時半ミニバス(130バーツ)でチュンポンへ、10時チュンポン着、ここには見るべき物もなさそうで、島へ行く人が通り過ぎる所といったところ。
  ゲストハウス150バーツ。

チュンポンの駅、この街にしては立派 チュンポンの街


チュンポン→パチュアップ・キリカン

 エアコンバス(90バーツ)でパチュアップ・キリカンへ、3時間半かかって幹線道路の真中で降ろされる、街まで3Kmの表示がある、ちょっとした飲み物屋がありバイタクがたむろしているので皆ここで降ろされるらしい。
  とりあえずバイタクで駅へ、近くのホテルにチェックイン(180バーツ)してツーリスト・インフォメーションへ行ってみる、見るべき物もないらしくどこそこの海岸は泳ぐにはいいよと教えてくれただけ。

 海に突き出た半島の丘にお寺が見える、行くところもなさそうなのでとりあえず行ってみた。

お寺から街を望む 遠くに見えるのはミャンマーの山か?

  しょうがないので街から見える丘の上のお寺へブラブラと歩いて行く、お寺の登り口に近づいたあたりで猿がウロウロとしている、チュンポンのゲストハウスのおばさんが言ってた猿が一杯いるとはここの事だと納得、なるほど登り口には猿の大きな像があった。
  お寺は作りかけなのか建物はあっても中身のない建物ばかりで仏像が一体しかなかった。
  まわりは猿が入るのを防ぐため高い塀を巡らせてあり入り口もバネで自動的に閉まるようになっていた。ここはマレー半島のタイ領の一番狭まった所なので写真の西へ真っ直ぐのびる道はミャンマー国境か周辺に行ってるのかも知れない。

ここからエアコンバスで140バーツ、5時間ちょっと掛けてバンコクへ

バンコク→ナコンラチャシマー(コーラート)

  モーチットよりエアコンバス(157バーツ)でコーラートへ、8時20分発 11時15分着。
  ここは「タオ・スラナリー像」しか知らない、郊外へ行けばそれなりの物があるんだけど。
  ホテル250バーツ。

ナコンラチャシマー→ブリラム

  普通バス(48バーツ)で8時発ブリラム着11時。
  ここには何があるんだ? 知らない。ホテル120バーツ

ブリラム→ウボンラチャタニー(ウボン

  朝バスターミナルに行くが3時のバスまで予約が一杯との事、仕方ないので鉄道はどうだろうかと駅へ、もし駄目ならホテルへ帰るしかない、8時をちょっと過ぎているのに7時49分発があると言う、例のごとく遅れているらしい、ラッキー! でもどのくらい遅れるのだろうか?
  5分程で列車到着、8時15分発、なんだ調子いいじゃん、結局ウボン到着12時5分、時刻表より5分遅れただけ 立派!!

  駅前からとりあえずバス(5バーツ)で市内へ、どこへ行くあてもないから博物館が大きな通りにあると聞いていたので博物館へ、その辺をウロウロしてホテルへチェックイン(160バーツ)。

 駅から市内までのバスはワンマンで写真にあるような自動改札になっていた、タイで始めて見た。

ウボンラチャタニー→ムクダハン

 朝サムローでムクダハン行きのエアコンバス会社まで行く、ムクダハンまで108バーツ、8時40分発との事、時間があるので近くでコーヒーを飲んで待つ。

 ムクダハン着11時半、船着場近くのホテルへチェックイン(140バーツ)。

         
ここからラオスへ出国する、ラオスへの船着場は昔のノンカイそっくり
         

 イミグレーションオフィス、よーく見ると看板にコカコーラのロゴが、コカコーラの協賛でやっているらしい、インドチャイナマーケットではお坊さん達が女性物を売っている店に群がっていた、ン?いいんか? 国境はどこも何か怪しげだ。

ムクダハン→ナコン・パノム

 ムクダハン9時50分発の普通バス(40バーツ)でナコン・パノムへ、1時間程でタート・パノム着、11時50分ナコン着、とりあえず「ベトナム時計台」へ、その前にあったホテルへチェックイン(160バーツ)。

         

  「ベトナム時計台」、この時計台はベトナム難民が建てたんだそうで、なるほど裏にベトナム語でなにやら書いてあった、この時計は毎時チャイムを鳴らすがその正確さに驚く、タイには色々な所に時計台みたいなのがあるがこんなに正確なのは初めてのような気がする。管理人はベトナム人か?タイ人か?
  船着場はムクダハンと大差はない、ここにもインドチャイナマーケットがあるがこれはムクダハンとは比べ物にならないくらい立派だった、中身はムクダハンに敵わない程貧弱。

↑ここからラオスへ

         

 上の写真2枚、何だかおわかりになるだろうか?
 ナコン・パノムで泊まったホテルの朝、廊下に出て驚いた、無数の羽虫の死骸が塵のように積もっている、ホテルのネオン・サインの下など5Cm以上だと思う、このホテルは中庭を囲むように部屋があり廊下に壁はないからこういう事になる、一体何という虫なんだろうか?
 どうりで部屋でチンチョクが見られなかったはずだ。
 今頃はどこかの隙間に潜り込んで楊枝をくわえてゲップをしているんだろうか?それとも「ウンザリ」しているのだろうか?

ナコン・パノム→コンケン

 7時30分発のエアコンバス(175バーツ)でコンケンへ、9時サコン・ナコン、11時15分カラシン、コンケン着12時40分、バスターミナル向かいのホテルにチェックイン(A/C 200バーツ)。

 

 コンケンの公園にあった時計台、ベトナム時計台よりずいぶん立派だが3分ほど遅れている、夕方又ここを通ったら噴水が出ていた、夜はライトアップされるのかも? 
 残念ながら良い子は夜の外出はしないので確かめる事は出来なかった。

コンケン→バンコク

 コンケン9時発VIPバス(259バーツ)、バンコク着15時40分

バンコク→トラート

 8時発エアコンバス(147バーツ)、トラート着13時40分、近くのホテルにチェックイン(150バーツ)。

トラート→クロン・ヤイ

 8時40分クロン・ヤイまでミニバス(60バーツ)、1時間ちょっとでクロン・ヤイ着、5分程歩いてホテル(200バーツ)へ。

 ここからカンボジア国境まで15Km、市場があると言うので行って見る事に。
クロン・ヤイの市場前からソンテウで20バーツ。

 

クロン・ヤイのソンテウ乗り場で会ったおじさん、頭がおかしい、ベトナム戦争に従軍して沢山の人を殺したり、悲惨な場面の見すぎで帰国後おかしくなってしまったと連れが言っていた。

         
          クロン・ヤイから国境への道        タイ・カンボジア国境、なんとも寂しい   
 
         
国境にある市場、これまた寂しい




 真っ直ぐ海へ突き出た防波堤のような物、多分これが国境線なのだろう。


「ベトナム時計台」の正確さに驚いたので他の時計台もおまけに
               ウボン:8時12分撮影        8分遅れ トラン:17時21分撮影 明らかに・・・・
                    

時計台ではないんですがここは正確にしてほしいですよね。
15時9分撮影


今回の旅でわかった事

1.今回泊まったこの程度のホテルやゲストハウスに完璧なホテルはないという事、基本的なものは一応揃っているがあってもなくてもたいして不便をしないという物が必ずどこか壊れていた、多くは照明器具であった、部屋に照明器具が複数ある場合その中の一個は必ずと言っていいほど使えなかった、始めから蛍光灯なり電球が取り外されている所が多い、浴室に換気扇があった所などモーターはぶんぶん回るのに羽根がなかった。

唯一バンコクの450バーツの部屋では壊れている所は見つからなかった、いちゃもんをつけるとしたら浴室のドアーの掛け金がちょっと歪んでいたぐらいのものだった。

2.エアコンバスに乗ってるタイ人は皆と言っていいほど寝るが、普通バスのタイ人はほとんど寝ない。

3.イサーンではバスの座席番号をかなり守るが南はそんなもの知った事か的な所が多い。

ま、以上は私がそう思っただけの話でアテには出来ません。

でも、今後「ホテル」と「時計台」はチェックするのが癖になりそうだ。


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