2010年6月 ベッカム寺他

バンコク
一時帰国の為バンコクに出る事になった、いつも用事もないので素通りなのだが、今回は観光をする事にした。
観光といってもマイナーな所ばかり、スタートはナコンサワン通りにあるナンルン市場から、この市場は2009年に丁度110年目という古い市場なのだが、歴史はあっても面影は全くない、古さを求めて行くとがっかりします、何故ここに来たかというと、この市場の近くにタイ最古(?)の映画館があるらしいから。
ナンルン市場
ナコンサワン通りに面したナンルン市場入り口と内部、全く古さはない普通の市場。
ナンルン市場入り口(上の写真)向かって右に「ぎょうざや」の暖簾が見えたので写真を撮っていたら中に招き入れられたので色々と話をした、卸売りが主なようで当日も2千個を出したとの事、4種類程あって一皿4~6個で30バーツ程みたいだ、店は小さいが壁にTV取材時の写真が掲げられていて主なチャンネルは全て取材に来ているみたいだ、味は悪くはないが日本のものとの比較は出来ない、タレも何種類かあって甘いマヨネーズもあった、どういう理由でTVが取材に来たのかは聞き漏らした。
タイ最古の木造映画館
さて、タイ最古の映画館だが1918年~1993年までの75年間営業していたらしい、本当に最古なのか近所の人達に尋ねてみた、そうだと言う人もいれば、もっと古いのもあったんじゃないのと言う人もいた、結局現存する映画館では一番古いと言う事になったようで、タイ最古の映画館なのかは私には不明、現在は倉庫のような使われ方をしているらしい。
ここから南下してメナムの岸辺にある日本人納骨堂まで途中何箇所か見学しながらブラブラ行く、そこから船でニューロード(チャランクルン)へ、今度は22番バスでタノントクへ、そこでバスは左折する、その通りはトンブリ側からサートン行きのBRTが走っているので乗り換えてWat Pariwat(ベッカム寺)へ、これが今日の予定。

托鉢用鉢製作所

ワット・サケー(プー・カオ・トン)の南にその名も鉢通り(ソイ・バーン・バート)があって昔から托鉢用の鉢を作っている。
作るのはむずかしいと言っていたが、そんなにむずかしいとは思えない、鉄板を切り貼りして形を整えてナマン(油)を塗り乾いたら弱火で焼くと黒くなる、冷めたら磨いて出来上がり。
矯正博物館
元刑務所だった所が今は公園となっている、入場料無料刑務所跡地なので監視塔やら塀なども残っている、その昔死刑は首チョンパ、その後銃殺で今は?、館内の写真に最後の銃殺刑の処刑人の写真があった、拷問の様子も多数展示されているのだが、ご当地タイならではの物もあり笑える(拷問される方はたまったものではないが)、それが右下の写真、籐で出来た人間を入れられるくらい大きいセパタクロー、内側に向けて釘の様なものが出ている、この中に罪人を押し込んで象に蹴らせたらしい。
矯正博物館を出てブラブラと南下しパフラットのインド人街をうろついて、日本人納骨堂があるワット・リアップを横目に桟橋へメモリアル・ブリッジの袂の桟橋からWat Vorachanyawasまでの船旅、Wat Vorachanyawasで下船するとお寺の中を通り抜けてチャランクルンへ出て22番バスを待つ、その昔、ソイ・サパン・クー(ルンピニ公園そば)に住んで居た時にこのバスで通勤していた、当時駐在員はバスに乗ってはいけなかったが私は現地採用だったので関係なし、渋滞もなし、信号もなしでまあまあ快適だったが運転の荒いのは今と変わらない、懐かしいなぁ40年も前の話だ、そうこうしているうちにタノントクでバスは左折する、適当な所で降りたのだが丁度目の前にBRTの駅Charoenratがある、今は試運転中で無料。

ー   メモリアル・ブリッジ       Wat Vorachanyawas          Charoenrat           Wat Pariwat

ベッカム寺(Wat Pariwat)
BRTなる物に初めて乗ったが中国製らしい車体も新品、運転もおとなしい、走行レーンも専用(らしい)、専用信号、渋滞だらけのバンコクで渋滞がないとなればタイにしては画期的(?)、観光客にとってはあまりメリットはなさそうな路線のような気がする。
サートンから一本でベッカム寺の門前まで行けるので利用してやって下さい、このベッカム寺だが門を入ってお坊さんにベッカムの居所を訊いても皆知らない、本堂らしき建物は鍵が掛かっていて入れない、階下にいた尼さんも知らない、本堂に入れないのか訊いてみるとワン・プラ(仏の日)しか開けないとの事、どうにかならないかとシツコク尋ねた所、隣の建物に説教をしているお坊さんがいるから訊いてみるといいと教えてくれた、そのお坊さんとしばらく世間話などして本堂を開けてもらえないか?と切り出しだ所快くOK、鍵を持った男と一緒に本堂へ、いましたよベッカムが、何でここにベッカムがいるんだ?このお寺とベッカムとの関係は? サッカーやベッカム好きは是非お参りして下さい、テロリストは3月のビン・ラディン寺へどうぞ。
ナン・ナーク寺(Wat Mahabut)

BTSオンヌット駅から歩いて行った、地図では1km程度だと思うんだが遠い気がした。

別に特別な物がある訳でもない普通のお寺

ナン・ナークに付いては検索でいくらでも出て来ると思う。


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